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米金利にらみの外為市場

米金利にらみの外為市場
(※画像はイメージです/PIXTA)

米金利にらみの外為市場

*17:10JST「ドル・円は底堅い値動きか、高水準の米長期金利にらみドル売り後退」
[今日の東京市場]
ドル・円はじり安、日銀政策にらみ円買い
19日の東京外為市場でドル・円はじり安。仲値にかけて、一時109円13銭まで上昇。
ただ、日銀による政策点検を受け日経平均株価が大幅安となり、円買い優勢の展開に。
夕方にかけては日銀総裁の発言を手がかりに、ドルは108円75銭まで値を下げた。

・17時時点:ドル・円109円10-20銭、ユーロ・円129円80-90銭
・日経平均株価:始値29,904.57円、高値30,049.77円、安値29,621.米金利にらみの外為市場 22円、終値29,792.
05円(前日比424.70円安)

【金融政策】
・日銀:長短金利操作(賛成8:反対1)
短期金利:日本銀行当座預金のうち政策金利残高に—0.1%のマイナス金利を適用。
長期金利:10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を設けず必要な金
額の長期国債の買入れを行う。
・資産買入れ方針(全員一致)
ETFおよびJ-REITについて、それぞれ年間約12兆円、年間約1800億円に相当する残高増
加ペースを上限に必要に応じて買入れを行う。
CPほか社債などについては、2021年9月末までの間、合計で約20兆円の残高を上限
に、買入れを行う。

・日銀(政策点検)
金融仲介機能への影響に配慮し、機動的に長短金利の引き下げを行うため短期政策金利
に連動する「貸出促進付利制度」を創設。
イールドカーブ・コントロールの柔軟な運営に向け、長期金利の変動幅は上下0.25%程
度であることを明確化。同時に、必要な場合に強力に金利の上限を定めるため「連続指
値オペ制度」を導入。
ETFとJ-REITについて、新型コロナウイルスの影響への対応で臨時措置として決定した1
2兆円、約1800億円の年間増加ペースの上限を継続。

【要人発言】
・黒田日銀総裁
「ETFは12兆円の上限を維持し必要に応じて弾力的に買入れ」
「マイナス金利の深掘りができないことはない」
「長期金利の変動幅変更は表現の明確化で拡大ではない」
「必要ならちゅうちょなく追加緩和を講じる」
「長期金利の過度な低下は経済活動に悪影響を及ぼす可能性」
「貸出促進付利制度はより機動的に、長短金利の引き下げが可能になる」 米金利にらみの外為市場
「長期金利が—0.25%を下回っても緩和効果を阻害するとは思わない」
「長期金利の上昇で緩和効果を弱めることは絶対に避ける」

【経済指標】
・日・2月全国消費者物価指数(生鮮品除く):前年比-0.米金利にらみの外為市場 4%(予想:-0.4%、1月:-0.
6%)
・豪・2月小売売上高速報値:前月比-1.1%(予想:+0.6%、1月:+0.5%)
・英・2月公的部門純借入額(銀行部門除く):+191億ポンド(予想:+214億ポンド、1
月:+88億ポンド)

[今日の海外市場]
19日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。日銀の金融政策点
検による市場への影響は限定的となる見通し。一方、緩和的な米金融政策の維持で今後
のインフレ加速への思惑から長期金利は高水準で推移し、ドルは売りづらいだろう。

日銀は18-19日開催の金融政策決定会合で、政策点検の結果を公表した。それによる
と、短期政策金利に連動する「貸出促進付利制度」を創設。イールド・カーブ・コント
ロールについては長期金利の変動幅上下0.25%程度を明確化し、「連続指値オペ制度」
を導入する方針を示した。本日の東京市場では、ETF(上場投資信託)の6兆円の買入れ
メド撤廃で日経平均株価が前日比500円超安に下げ幅を一時拡大し、株安を嫌気した円
買いが主要通貨を押し下げる場面もあった。

この後の海外市場では、引き続き米長期金利の動向が注視される。欧州で新型コロナ
ウイルス再拡大が警戒されるなか、英アストラゼネカ製のワクチン接種が再開される方
向で、欧州通貨売りはいったん後退。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)では緩和的
な政策姿勢の継続が示されたが、今後インフレを加速させるとの観測から米10年債利回
りは高水準を維持。株安を嫌気した円買いが見込まれる半面、高水準の長期金利を背景
にドルは買いが継続し、対円でも下げづらいだろう。

【通貨】 東京為替:ドル・円は伸び悩み、米金利にらみ

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

【要人発言】
・ジョージ米カンザスシティ連銀総裁
「政策金利は8月までに2%前後になると予想」
「ウクライナ戦争や中国のロックダウンがインフレをやや弱める可能性も」
・デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「リセッションを予想しない」
「経済を抑制も刺激もしない水準に金利を引き上げている」
・メクラー・スイス国立銀行理事
「インフレ率が中期的に目標の範囲内に収まらなければちゅうちょなく引き締め」

  • ・外為:1ドル127円77銭前後とドル高・円安で推移 (22/05/24)
  • ・NY為替:ドル・円は128円08銭で上昇一服か (22/05/24)
  • ・外為:1ドル127円95銭前後とドル高・円安で推移 (22/05/24)
  • ・外為:南アランド、8円0784銭前後と横ばい圏で推移 (22/05/24)
  • ・外為:ブラジルレアル、26円53銭前後とレアル高・円安で推移 (22/05/24)

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一時1ドル130円超えの米ドル/円…6月は「125円割れ」の可能性【国際金融アナリストが解説】

一時1ドル130円超えの米ドル/円…6月は「125円割れ」の可能性【国際金融アナリストが解説】

(※画像はイメージです/PIXTA)

「5/31~6/6のFX投資戦略」のポイント

6月半ばのFOMCに注目

米ドル/円は3月の115円程度から、5月にかけて一気に130円を超えるまでの急上昇が展開しましたが、先週は一時126円台まで反落となりました。この動きは、日米金利差とほぼ重なったものでした(図表1、2参照)。

(出所:リフィニティブ社データをもとにマネックス証券が作成)

(出所:リフィニティブ社データをもとにマネックス証券が作成)

そして、長期金利の10年債利回りも今年3月頃から上昇加速となりましたが、5月4日のFOMCの後からは低下気味の展開となりました(図表3参照)。

(出所:リフィニティブ社データをもとにマネックス証券が作成)

米10年債利回りの90日MAかい離率は一時50%近くまで拡大したところから、足元では20%以下に縮小してきました(図表4参照)。

(出所:リフィニティブ社データをもとにマネックス証券が作成)

米2年債利回りの90日MAかい離率に至っては、一時の100%前後から、足元では20%程度まで縮小しました(図表5参照)。

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