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FXにおけるレバレッジとは

FXにおけるレバレッジとは
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【初心者向け】FXのレバレッジとは?計算方法とリスクの抑え方を解説

一方で、高すぎるレバレッジでの取引は、大きな損失が出るリスクも高まります。
FX会社に預けている証拠金では補えない損失が出た場合、トレーダーはその分を追加で支払わなければならず、場合によっては投資した金額以上の損失が発生する可能性があります。
リスクを抑えるためにも、FX取引に慣れないうちは低いレバレッジ倍率で取引する方が安心です。
詳しくは本記事の「5.レバレッジのリスクを抑えて取引するための4つのポイント」で紹介します。

2.レバレッジ倍率の計算方法

レバレッジ倍率は、「取引数量」、「為替レート」、「証拠金(口座資金)」の3つから算出されます。
(「取引数量」は、取引する通貨量のことです)

レバレッジ倍率の計算式

【例1】取引数量が異なる場合(証拠金が100,000円の場合)

取引数量が異なる場合(証拠金が100,000円の場合)

【例2】証拠金が異なる場合(取引数量が5,000ドルの場合)

証拠金が異なる場合(取引数量が5,000ドルの場合)

OANDA証券の証拠金・損益シミュレーション

全取引におけるレバレッジ倍率を表す「実効レバレッジ倍率」

FX取引では、同時に複数の取引をおこなうことが多いです。
複数の取引で確認しておきたいのは、「全取引金額におけるレバレッジ倍率がどうなっているか」です。
この「全取引金額におけるレバレッジ倍率」を「実効レバレッジ倍率」といいます。

実行レバレッジ倍率

つまり、1回の取引のレバレッジ倍率が低くても、複数の取引をおこなうと、トータルで見たレバレッジ倍率(実効レバレッジ倍率)は高くなるのです。

多くのFX会社では、取引ツールに「実効レバレッジ倍率」を表示していますが、一部のFX会社では「1回の取引でのレバレッジ倍率」を表示しています。
いつの間にかハイレバレッジになっていることを避けるためにも、1回の取引におけるレバレッジ倍率ではなく、実効レバレッジ倍率を確認しましょう。

3.レバレッジを使う2つのメリット

  • 1.少額の元手で取引できる
  • 2.資金効率を高められる

【メリット1】
少額の資金で取引できる

記事前半で、レバレッジをかけると証拠金の最大25倍の金額で取引できるとお伝えしました。
これは言い換えると、取引額の「25分の1」の資金(証拠金)があれば取引可能ということです。
たとえば、100万円分の取引をする場合、最低限必要な資金は25分の1の40,000円で可能です。

FXにおけるレバレッジとは
売買する量 最低限必要な資金(必要証拠金)
100万円分のドル 40,000円
50万円分のドル 20,000円
10万円分のドル 4,000円

この1回の取引で最低限必要な資金を「必要証拠金」といいます。

【メリット2】
資金効率を高められる

レバレッジを使った取引の最大のメリットは、取引に成功すれば少ない元手で大きな利益を出せるため、資金効率がよいことです。

レバレッジは資金効率を高められる

4.レバレッジを使う3つのデメリット

  • 1.損失が大きくなる
  • 2.ロスカットが発動し、意図せぬタイミングで決済される
  • 3.追加証拠金が発生する

【デメリット1】
損失が大きくなる

【デメリット2】
ロスカットが発動し、意図せぬタイミングで決済される

「ロスカット」とは、取引による損失が発生し、証拠金が一定水準以下となったタイミングで、全取引を強制決済する仕組みです。
トレーダーがFX会社に預けた資金以上の損失を出さないために取り入れられています。
一方、 予告なく全取引が強制決済されるため、意図しないタイミングで損失や利益が確定するというリスクがあります。

【デメリット3】
追加証拠金が発生する

口座資金の残高が必要証拠金を下回った場合、FX会社によってはロスカットではなく 「追加証拠金」の支払いを求める 場合もあります。

追加証拠金が発生する

上記の例では数万円の追加証拠金の支払いにとどまっていますが、 急激な為替レートの変動などにより、数十万~数百万円の追加証拠金の支払いが発生する場合もあるのです。 FXにおけるレバレッジとは

5.レバレッジのリスクを抑えて取引するための4つのポイント

大前提として、FX取引は、余剰資金、つまり生活に影響の出ないお金でおこないましょう。
そのうえで、FX取引のリスクを抑えるための、4つのポイントを紹介します。

  • 1.低いレバレッジ倍率で取引をする
  • FXにおけるレバレッジとは
  • 2.証拠金に余裕を持つ
  • 3.取引数量を多くしすぎない
  • 4.「損切り(ストップロス)」を適切なタイミングでおこなう

【ポイント1】
低いレバレッジ倍率で取引をする

取引に慣れていない間は、まずは低いレバレッジ倍率で取引しましょう。
最初から高いレバレッジで取引を始めると、 「大きな利益が得られる」と考え、取引金額や売買のタイミングなどについて冷静に判断できなくなる ことがあります。
利益や損失を確定すべきタイミングで売買ができないと、損失も大きくなりやすいです。

【ポイント2】
証拠金(口座資金)に余裕を持つ

【メリット1】で少しふれたように、 必要証拠金に対してギリギリの口座資金(証拠金)で取引をすると、少しの損失が出ただけで追加証拠金の支払いが発生します。

上記は極端な例ですが、このように少しの損失でロスカットや追加証拠金の支払いが生じるのを防ぐために、口座資金(証拠金)は必要証拠金よりも多めに入れて余裕をもたせましょう。

【ポイント3】
取引数量を多くしすぎない

2章で解説したように、1つの口座で同時に複数の取引をおこなうと、取引数量が大きくなり、口座全体でのレバレッジ倍率(実効レバレッジ倍率)が高まります。
「もっと大きな利益を得たい」という気持ちから取引数量を増やすと、知らぬ間に高いレバレッジで取引をおこなっている ということも起こりえます。
その結果、デメリットで説明したようなロスカットや追加証拠金といったリスクを背負いやすくなるのです。

とくに取引に慣れていないうちは、実効レバレッジ倍率を確認しながら、取引数量が多すぎないかを常にチェックするとよいでしょう。

【ポイント4】
「損切り(ストップロス)」を適切なタイミングでおこなう

相場格言の一つに、「見切り千両、損切り千両」という言葉があります。
この言葉は、すでに損失が出ている取引は、損失が小さいうちに見切りをつけて手仕舞うほうが、総じて利益につながるという意味です。
買い注文後に値下がりし、「相場が戻るはずだ」と粘って損切りしなかった結果、どんどん損失が膨らむことは珍しくありません。
そして、レバレッジをかけた取引の場合、その損失が増えるスピードも早くなります。

より大きな損失を出さないためには、自分が許容できる損失額に応じて「ルールを決め、そのルールに従うのが重要です。
「1回の取引で何%の損失額が出たら損切りをする」といった具体的なルールを決めた方が、損切りを迷いにくくなります。

しかし、実際には損切りを迷うことも多々あります。
もし自分で損切りできる自信がない場合は、「逆指値注文(ストップ注文)」を使って、自分で決めたルールをもとに損切りの価格を設定し、自動で損切りするのがおすすめです。

1通貨から取引できるOANDA証券の「ベーシックコース」

そのような方は、小額から取引できるFX会社を選ぶのがオススメです。
OANDA証券の「ベーシックコース」では、1通貨から取引が可能です。
そのため、初めてFX取引をする方でも、少額から始めて徐々に慣れることができます。

FXの基礎知識

■店頭外国為替証拠金取引「LIGHT FX」及び店頭暗号資産証拠金取引「LIGHT FXコイン」は元本や利益を保証するものではなく、相場の変動等により損失が生ずる場合がございます。お取引にあたっては契約締結前交付書面及び約款を十分にご理解頂き、ご自身の責任と判断にてお願いいたします。
■LIGHT FXにおける個人のお客様の証拠金必要額は、各通貨のレートを基に、お取引額の4%(レバレッジ25倍)となります。ただし、トルコリラ/円及び ロシアルーブル/円においてはお取引額の10%(レバレッジ10倍)となります。法人のお客様の証拠金必要額は、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額又は当該為替リスク想定比率以上で当社が別途定める為替リスク想定比率を乗じて得た額となります。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第 117 条第 27 項第 1 号に規定される定量的計算モデルを用い算出されるものです。
■LIGHT FXコインにおける証拠金必要額は、各暗号資産の価格を基に、個人のお客様、法人のお客様ともにお取引額の50%(レバレッジ2倍)となります。
■LIGHT FX、LIGHT FXコインはレバレッジの効果により預託する証拠金の額以上の取引が可能となりますが、預託した証拠金の額を上回る損失が発生するおそれがございます。
■LIGHT FX、LIGHT FXコインの取引手数料及び口座管理費は無料です。ただし、LIGHT FXコインにおいて建玉を翌日まで持ち越した場合、別途建玉管理料が発生します。
■LIGHT FXにおけるスワップポイントは金利情勢等に応じて日々変化するため、受取又は支払の金額が変動したり、受け払いの方向が逆転する可能性がございます。
■LIGHT FX、LIGHT FXコインにおいて当社が提示する売付価格と買付価格には価格差(スプレッド)がございます。お客様の約定結果による実質的なスプレッドは当社が広告で表示しているスプレッドと必ずしも合致しない場合もございます。お取引に際して、当社が広告で表示しているスプレッドを保証するものではありません。
■LIGHT FX、LIGHT FXコインにおけるロスカットルールは、必ずしもお客様の損失を限定するものではなく、相場変動等により、預託した証拠金以上の損失が発生するおそれがございます。
■暗号資産は本邦通貨または外国通貨ではありません。法定通貨とは異なり、特定の国等によりその価値が保証されているものではなく、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済に使用することができます。

FXのレバレッジとは?メリットや注意点|おすすめFX口座紹介

FXのレバレッジとは?メリットや注意点|おすすめFX口座紹介

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レバレッジとは?

レバレッジとは?

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金融商品のお取引においては、株価の変動、為替その他の指標の変動等により損失が生じるおそれがあります。
また、商品等の種類により、その損失の額が保証金等の額を上回るおそれがあります。
上記の手数料等およびリスク・ご注意事項についての詳細はこちらをよくお読みください。
お取引に際しては、契約締結前交付書面および目論見書等の内容をよくお読みください。 FXにおけるレバレッジとは
当社は日本国内にお住まいのお客様を対象にサービスを提供しています。

FX取引(店頭外国為替証拠金取引)は、一定の証拠金を当社に担保として差し入れ、外国通貨の売買を行う取引です。
多額の利益が得られることもある反面、多額の損失を被る危険を伴う取引です。預託した証拠金に比べて大きな金額の取引が可能なため、金利、通貨の価格、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として損失が生じ、その損失の額が預託した証拠金の額を上回るおそれがあります。
取引手数料は0円です。ただし、当社が提示する通貨の価格の売値と買値の間には差額(スプレッド)があります。
注文の際には、各通貨ペアとも取引金額に対して4%以上(レバレッジ25倍)の証拠金が必要になります。当社でお取引を行うに際しては、 「店頭外国為替証拠金取引の取引説明書」等をよくお読みいただき、取引内容や仕組み、リスク等を十分にご理解いただき、ご自身の判断にてお取引ください。

CFD取引は預託した証拠金に比べて大きな金額の取引が可能なため、原資産である株式・ETF・ETN・株価指数・その他の指数・商品現物・商品先物、為替、各国の情勢・金融政策、経済指標等の変動により、差し入れた証拠金以上の損失が生じるおそれがあります。
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店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

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