バイナリーオプションでトレンドの強弱を判別!?ADXオシレーター系インジケーターとは
ジロー
あかね
バイナリー オプション adx 組み合わせ この記事はこんな方におすすめ
- バイナリーオプションやFXでトレンドをオシレーター系インジケーターで数字として確認したい方
- ADXというインジケーターに興味がある方
- 順張りや逆張りの手法での取引のフィルタとしてADXを追加して使ってみようと思っている方
ADXは 現在のバイナリーオプションやFXの取引ルールに1つ加えるフィルター的な要素として有効で、使い勝手がいいインジケーター なので、早速見ていきましょう。
ADX(Average Directional Movement Index)とは?
ADXはAverage Directional Movement Indexの略で、日本語で表すと「平均方向性指数」です。
MT4にデフォルトで入っているオシレーター系のインジケーターですが、あまりメジャーではなく利用する人も多くないと思います。
このADXは何を表すかというと、「相場のトレンドの強さ。勢い」を数字化したインジケーターです。 RSIやストキャスティクスなどと同様、サブウィンドウでローソク足とは別のウインドウで表示します。
他のインジケーターと同様、 単体で相場の状況をすべて判断できるものではありませんが、明確に数字として「トレンド相場」なのか「レンジ相場」なのかを視覚的に判断する材料にすることができます ので、バイナリーオプションやFXのトレードで、初心者が使いやすいインジケーターの一つと言えそうです。
- ADX…上昇、下降に関わらないトレンドの強さを表す数値
- +DI…上昇の強さを表す数値
- -MDI…下降の強さを表す数値
- +DM…現在のローソク足の高値 ー 1本前のローソク足の高値
- -DM…1本前のローソク足の安値 ー 現在のローソク足の安値
- TR …[現在のローソク足の高値 - 現在のローソク足の安値][現在のローソク足の高値 - 1本前のローソク足の終値][1本前のローソク足の終値 - 現在のローソク足の安値]の3つの中の最大値
- +DI…○本分のローソク足の+DMの合計 ÷ ○日間のTRの合計 × 100
- -DI…○本分のローソク足の-DMの合計 ÷ ○日間のTRの合計 × 100
- ADX…<(+DI - -DI)の絶対値 ÷(+DI + -DI)>のローソク足〇本分の平均
ジロー
- ADXの値が20を下回っている場合、相場はレンジ相場である
- ADXの値が30を上回っている場合、トレンドが強い状況になっている
ADXインジケーターをどうやってトレードに使うのか
まず、一番覚えておきたいポイントは、 ADXは現在のトレンドの勢いを確認するためのテクニカル分析用のオシレーターインジケーターである為、トレンドを予測する為のインジケーターではない という事です。
- FXでトレンド方向へのエントリーで利用する場合は、実際のローソク足での値動きや移動平均線などと合わせてADXを利用する。
- バイナリーオプションの逆張りエントリーのルールの中に、ADXをフィルターの1つとして利用する。
- ADXが低い数字で推移し続けている場合…レンジ相場が続いている為、上下のどちらかにトレンドが生じる可能性が高い。他のインジケーターやテクニカル分析と合わせて、徐々にADXが上昇を開始したらトレンド方向にエントリー。
- ADXが高い数字を推移し続けている場合…トレンド相場が続いている為、どこかで収束する可能性が高い。トレンド方向のポジションを持っている場合は利確する。
- ADXが一定の数字以下の場合に着目…逆張りをメインにしている為、トレードのルールの1つとして、ADXの値が30以上の場合はトレードをしない。
ADXインジケーターをMT4に設定してみる
他のインジケーターと同様、MT4上部メニューの「挿入」ー「インディケーター」ー「トレンド」ー「Average Directional Movement Index」からチャートに挿入することが可能です。
パラメーターについては、右クリックして「表示中のインディケータ」から、「Average Directional Movement Index」を編集することで変更可能です。
ADXとローソク足と相場状況の例
あかね
バイナリー オプション adx 組み合わせ
38種類のテクニカル指標でチャート分析 ができ、為替だけではなく米国株価や原油、金など様々なチャートを表示できます。
直近の「高値・安値」を自動で表示してくれるので、それを意識したトレードがしやすく、勝率がUPします。
自動でトレンドラインを引いてくれて、「直近の高値・安値の自動表示」、 「フィボナッチリトレースメントも自動表示」 など、至れり尽くせりのラクラク機能が満載!
また、 他のトレーダーの注文状況もチャート上に表示 してくれるので、売り注文や買い注文が厚いレートがわかり、相場の予想が格段にしやすくなります。
「みらい予測チャート」は最大約12年分(ローソク足2500本分)の過去チャートの中から、現在のチャートと形状が似ている時期を瞬時に探し出し、「過去の値動き」を参考にして 「将来の値動き」を予測 します。
「お天気シグナル」は移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSIなど7種類の主要テクニカル指標で自動分析してくれて、 「買い時・売り時」をチャート上に表示 してくれます。
その通りに売買するだけの手軽さが、FX初心者に人気!
まとめ 色々なインジケーターも試そう!
RSIは初心者でも使いやすいインジケーターですが、単体だけではだましを回避できない恐れがあります。
この記事で解説した 「RSIと相性の良いインジケーターを組み合わせた取引手法」 を身につければ、精度の高いサインで利益を出しやすくなりますよ。
・RSIは相場の過熱感がわかるオシレーター系のインジケーター
・30%以下で買い70%以上で売るのが基本
・MACDやボリンジャーバンドと組み合わせて精度アップ!
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